今回は映画『十二単衣を着た悪魔』のキャストを紹介します。
内館牧子さんによる2012年の同名小説が、伊藤健太郎さん主演で映画化されました。
監督を女優の黒木瞳さんが務めています。
映画『十二単衣を着た悪魔』のあらすじと注目ポイント
優秀な弟に対して劣等感を抱くフリーター・雷は、ひょんなことから源氏物語の世界にタイムスリップしてしまいます。
不審者とみなされるも自分は陰陽師・伊藤雷鳴であると出任せを言い、難を逃れた雷は皇妃・弘徽殿女御(こきでんのにょうご)に見いだされ、後宮で仕えることになります。
弘徽殿女御は息子の一宮を異母弟・光源氏との帝位争いに勝たせるべく、野心に燃えていました。
雷は優秀な弟を持つ一宮を自身の境遇と重ねつつ、弘徽殿女御に仕えていくことを決意します。
2006年のアメリカ映画『プラダを着た悪魔』からヒントを得た本作品。
源氏物語に登場する弘徽殿女御はヒステリックな悪女として有名ですが、実は現代でいうところのキャリアウーマンだったのではないか?という斬新な見立てから、この物語は誕生しました。
映画『十二単衣を着た悪魔』の主要キャスト

今をときめく人気俳優が名を連ねる『十二単衣を着た悪魔』。
キャストの中から、
- 伊藤健太郎
- 三吉彩花
- 伊藤沙莉
の3人のプロフィールを紹介します。
伊藤健太郎(伊藤雷役)
1997年6月30日生まれ。
雑誌や広告でのモデル活動を経て、2014年にドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビューを果たしました。
2017年に『デメキン』で映画初主演を飾り、その後『覚悟はいいかそこの女子。』『今日から俺は‼』での好演で人気を高めました。
2018年の映画『コーヒーが冷めないうちに』では有村架純さん演じる主人公の恋人役としてさらに注目を集め、日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞を受賞。
2019年のNHK連続テレビ小説『スカーレット』では主人公の息子・武志役として出演しました。
病気と闘う武志の姿に感動する人が続出し、伊藤健太郎さんの演技も高く評価されました。
2020年には1991年の大ヒットドラマのリメイク作『東京ラブストーリー』にて、主人公の永尾完治(カンチ)を演じています!
【その他の出演作】
- 『ルームロンダリング』
- 『惡の華』
- 『とんかつDJアゲ太郎』
三吉彩花(弘徽殿女御役)
1996年6月18日生まれ。
小学1年生で読者モデルとなり、2010年4月からアイドルグループ「さくら学院」の初期メンバーとして活動を始めます。
2010年にファッション誌「Seventeen」でミスセブンティーン2010に選ばれ、さくら学院卒業後もSeventeenの専属モデルとして活躍しました。
抜群のスタイルとクールビューティーな顔立ちで、同世代を中心にカリスマ的人気を誇りました。
2007年からは映像作品にも出演しており、2013年に『旅立ちの島唄〜十五の春〜』で映画初主演。
2019年に500人の応募者の中から主演に抜てきされたミュージカル映画『ダンスウィズミー』は、世界中で上映され話題を呼びました。
2020年に主演を務めたホラー映画『犬鳴村』は興行収入13.7億円を突破し、話題作に出演を続けています!
【その他の出演作】
- 『告白』
- 『いぬやしき』
- 『Daughters』
伊藤沙莉(倫子役)
1994年5月4日生まれ。
3人兄弟で、兄はお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さんです。
2003年にドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』で子役としてデビューしました。
それ以降はドラマ『みんな昔は子供だった』『女王の教室』や、映画『悪の教典』『幕が上がる』など、学校生徒役を中心に多くの話題作に出演していきます。
2016年、短編のアンソロジー映画『全員、片想い』で映画初主演を果たし、中川大志さん演じる男子に想いを寄せるヒロインを演じました。
11月13日から劇場公開となる映画『タイトル、拒絶』は、2019年に東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に出品され、主演の伊藤沙莉さんは東京ジェムストーン賞を受賞しました。
幼い顔立ちとハスキーな声で存在感を放ち、シリアスからコメディまで幅広い役柄をこなす実力派女優です!
【その他の出演作】
- 『獣道』
- 『生理ちゃん』
- 『劇場』
まとめ
今回は、映画『十二単衣を着た悪魔』のキャストをご紹介しました。
黒木瞳さんが手掛ける監督作品2作目としても注目が集まっている本作品。
稀代の悪女を演じる三吉彩花さんの演技も必見です!