今なお色あせない不朽の名作を、現代風に仕上げたサイコ・サスペンス映画『透明人間』。
7月10日に日本で公開が開始されましたが、すでにご覧になった方も多いのではないでしょうか?
そんな本作の評判やレビューを本記事でたくさんご紹介します!
『透明人間』のあらすじと注目ポイント
束縛される毎日に耐えられず、恋人で天才科学者エイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)の豪邸から逃れたセシリア(エリザベス・モス)。
後にエイドリアンの兄であり財産管理をしていたトム(マイケル・ドーマン)から、エイドリアンが手首を切って自殺したことを告げられます。
しかし、セシリアは彼が自殺したとは思えず疑念を持ちます。
やがてセシリアの周りでは不可解な出来事が度重なり、周囲の理解を得られないまま彼女は追いつめられていきます。
「見えない恐怖」を巧みに描いた本作の監督・脚本は『ソウ』シリーズで世界を震撼させたリー・ワネル、主人公セシリア役はエミー賞主演女優賞など数々の名だたる賞を受賞しているエリザベス・モスです。
冒頭から息詰まるシーンの連続に、最後まで目が離せません!
『透明人間』の評価・レビューはどんな感じ?

平均的な評価としては、期待通りのホラーサスペンスで面白かった!といった感想や、いい意味で裏切られた!と高評価なレビューを投稿する人が多かったようです。
『透明人間』に高評価を与えている人たちの感想
とにかく、めちゃめちゃに怖い。ビビらさせる。ホラーに見せかけたミステリー。なにより最初から最後まで音がデカいから、映画館で観るべき映画でした
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
めいっぱいのストレスインとストレスアウトのために作られたリーワネルからの贈り物って感じ
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
一人で観に行ったのだが怖すぎて、帰りの運転めちゃくちゃ怖かった!
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
科学者が奇天烈な発明をし、それによって異常な現象が起きたり人が死ぬというのはホラーの定石だけど、現代風(近未来風?)にアレンジするとこうなるんだ!という面白さがあった
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
圧倒的”音”と奇妙な”カメラワーク”による恐怖演出
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
ケビンベーコン版、インビジブルを知っているからこそ、そう来たか!感があって良い意味で裏切られました
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
ずっと身体に力が入ってた。そのぐらい入り込める
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
透明人間うんぬんより、実際に起こっていることを信じてもらえず狂人扱いされる事が恐ろしすぎる
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
全編通じて息が詰まりそうな緊張感と耳をつんざく不協和音が充満しており、2時間通して観客はすさまじい疲労を経験することとなる
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
本作だけで、ホラー・サスペンス・アクション・復讐劇の全てが堪能でき、かつ透明人間ものとしてのクオリティーも保たれているのがGOOD!
引用元:https://filmarks.com/movies/67207?page
全編中だるみ無し。最初から最後迄、映画に引き込まれました
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371795/review/730/?c=3&sort=lrf
控え目に言ってもスリラー映画として秀逸…第一級の作品だったと思う
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371795/review/693/?c=11&sort=lrf
このような意見が見られました。
全体的に恐怖感や息詰まるストーリーへの評価が多かった印象です。
『透明人間』が高評価な訳は?
“透明人間”という「やりつくされた感」のあるテーマにおいて、「想像以上のホラーサイコサスペンス」であったことに高い評価が集まった気がします。
『透明人間』は原作が1897年のもので発表から100年以上が経っており、テーマ自体はすでに新しいものではありません。
ですが本作はマンネリ感や古臭さを感じさせず、近年取り沙汰されるようになった「モラハラ」などの要素やスマートフォンなどの近代技術を上手に生かし、見事現代風にリブートされています。
さらに、「いるの?いないの?どっち?!」と観客も主人公と一緒に恐怖を疑似体験させられるカメラワークと演出が素晴らしく、それも高評価につながった理由の一つだと思いました。
まとめ
今回取り上げた映画『透明人間』は『ソウ』シリーズの監督作品ということで、期待値は最初から割と高いですが、それでも期待以上の作品といえるのではないでしょうか!
ハラハラドキドキをこれでもかと味わいたい方にはたまらない作品だと思います!