1994年のスクリーンデビューから、その美貌と実力で今なお第一線で映画界をけん引しているケイト・ブランシェット。
そんな彼女の数ある出演作品から、今回は実話を元にした映画を中心にご紹介していきたいと思います!
ケイト・ブランシェットのプロフィール
オーストラリア・ビクトリア州メルボルンで生まれたケイト・ブランシェットは、演劇学校で演技を学んだ後『Police Rescue』(1994)でスクリーンデビューを果たします。
その後、レイフ・ファインズと共演したロマンス映画『オスカーとルシンダ』(1998)での演技が話題を呼び高い評価を受けました。
その翌年に公開された映画『エリザベス』では、エリザベス1世役の演技が高く評価され、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされました。
一躍トップスターに上り詰めた後も『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『アビエイター』(2004)、『アイム・ノット・ゼア』(2007)、『ブルージャスミン』(2013)など数々の映画で名だたる賞を獲得しています。
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ケイト・ブランシェットの出演映画まとめ!

『エリザベス』(エリザベス1世役)
イングランドとアイルランドの女王であったエリザベス1世の半生を描いたこちらの映画は、アカデミー賞7部門ノミネートをはじめとする数々の賞を受賞した、ケイト・ブランシェットの出世作となります。
異母姉であり前女王でもあったメアリーの病死により25歳で女王となったエリザベスは、国の難局を乗り切るべく、愛する恋人がいながらも、関係が緊迫する隣国との政略結婚を迫られます。
さまざまな謀略に翻弄され、常に命を狙われるエリザベスが選択した道とはーー。
16世紀のイングランドを舞台に、数奇な半生を送ったエリザベス1世を見事に好演しています。
ケイト・ブランシェットのハマり役として評価された映画です!
『アビエイター』(キャサリン・ヘプバーン役)
2004年公開のマーティン・スコセッシ監督の映画です。
実在した大富豪・実業家であるハワード・ヒューズの波乱に満ちた半生を描いています。
ケイト・ブランシェットは、主人公ハワード(レオナルド・ディカプリオ)の恋人であり女優でもあったキャサリン・ヘプバーンを演じています。
莫大な資金を元手に映画制作と飛行機開発に情熱を燃やすハワードは、幼少の頃からの母親の影響もあり潔癖症を悪化させ、だんだんと日常生活にも支障を来すようになっていきます。
ハワードはFBIの強制捜査やそれに伴う公聴会などに追い詰められながらも、恋人であるキャサリンの支えも受けて困難に立ち向かっていくのでしたーー。
不安定な主人公を支えるヒロインを演じたケイト・ブランシェットは、この作品でアカデミー賞助演女優賞などさまざまな賞を受賞しました。
『あるスキャンダルの覚え書き』(シーバ・ハート役)
2006年に公開されたこちらの映画は、アメリカで実際に起こった女性教師と男子生徒の恋愛関係が発端となった事件を題材としています。
舞台はロンドン。
セントジョージ総合中学校のベテラン教師バーバラ・コヴェット(ジュディ・デンチ)は、新しく赴任してきた女性教師シーバ・ハート(ケイト・ブランシェット)と、ある出来事をきっかけに親しくなります。
そんなある時、演芸会にやってこないシーバを探していたバーバラは、シーバと男子生徒のスティーヴン・コナリー(アンドリュー・シンプソン)との情事の現場を目撃してしまうのです。
実際の事件をベースに、主人公がケイト・ブランシェット演じる女性教師に愛憎渦巻く感情を抱いていくさまがなんとも狂気を感じる、一筋縄ではいかない映画となっています。
『ニュースの真相』(メアリー・メイプス役)
2015年に公開された実録ドラマである本作。
2004年にCBSのプロデューサー、メアリー・メイプスが当時のブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑について報道た事件が題材です。
証拠文書が偽造されたものではないかと指摘され、世間からの大バッシングにさらされながらも奮闘するさまをリアルに描いています。
敏腕プロデューサーとしての地位からどん底に突き落とされる主人公を、迫真の演技で見せるケイト・ブランシェットに注目です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は数あるケイト・ブランシェットの出演映画の中から、実話を元にした映画をご紹介しました!
どこか人間離れした美しさもあるケイト・ブランシェットですが、その演技力は確かなものとしてすでに有名ですね。
この他にも数々の名作が目白押しですので、ぜひチェックしてみてくださいね!