注目の若手俳優仲野太賀さんと人気女優吉岡里帆さんが共演した映画『泣く子はいねぇが』が公開されています。
視聴者の評価と感想をまとめてご紹介します。
映画『泣く子はいねぇが』のあらすじと注目ポイント
秋田の男鹿半島で暮らすたすくは、妻・ことねとの間に娘が誕生し喜びの中にいました。
しかしことねは夫としても親としても自覚が全くないたすくに、不安を感じいら立ちを抑えることができずにいたのです。
大みそかの夜、たすくは地元の伝統行事である「ナマハゲ」に参加することに。
行事が終了した後、酒は飲まずにすぐに帰宅するとことねと約束したたすくでしたが、誘いを断り切れず酒の席に参加してしまいます。
飲みすぎたたすくは日頃のストレスを発散するかのように「ナマハゲ」の面を着け、全裸で街中を駆け回ってしまったのでした。
そんな姿がテレビで放映されてしまい、ことねに愛想を尽かされ地元にも居場所を失ったたすくは、逃げるように東京へと向かいます。
2年後、東京での居場所も失っていたたすくは、自分自身と向き合い「ことねと娘に会いたい」という思いを強くしていきます。
そして覚悟をきめて地元に帰ったたすくに、夫として父として立ち向かわなければいけない試練が待っていたのでした。
映画『泣く子はいねぇが』の評価・レビューはどんな感じ?

高評価と同じくらい厳しい評価も多かった映画『泣く子はいねぇが』。
高評価も低評価もまとめてご紹介します。
映画『泣く子はいねぇが』に高評価を与えている人たちの感想
映画にはよくある話だが、
現在のジブンの境遇も相まって
“大人の失敗”の重さを実感した映画だった。
引用元:https://eiga.com/movie/92499/review/all/2/
最初から最後まで、重くじめっとした映像が主人公のどうしよくもなさを演出。寂れつつある地方のわびしさのなか、出演陣の静かな熱を帯びた演技も良いです。
引用元:https://filmarks.com/movies/88713
各々が感じる生きづらさとそれでも生活していかないといけないという今に通づるリアルをまじまじと叩き付けられる作品でした。
いい作品です。
引用元:https://filmarks.com/movies/88713?page=3
どこか父親になりきれない、大人になりきれない男を描いた映画です。
自立したい、父親になりたいと、もどかしい気持ちを葛藤しているところは見所だと思います。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/373580/review/9/?c=16&sort=lrf
一方ではこんな低評価も。。
主演の男に感情移入出来なかった。
逆にこの男の行動にイライラしましまた。
引用元:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/39851/review/
とにかく主人公がダメダメすぎて、まるっきり感情移入できない。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/373580/review/26/?c=11&sort=lrf
観ていて疑念と不快感が強まるばかりで最後まで得るものもなく、他の映画にすれば良かったと思ってしまいました。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/373580/review/44/?c=4&sort=lrf
仲野太賀が弱っちい男を演じてて、演技は良かったが、全く共感出来ない。
引用元:https://eiga.com/movie/92499/review/all/2/
映画『泣く子はいねぇが』が賛否両論な訳を考えてみた
高評価を付けていたのは主に男性が多かったように感じます。
仲野太賀さんが演じる男性のダメっぷりに感情移入してしまう方が多く、高評価の感想につながっていました。
しかし女性の視聴者からは、そのダメっぷりが演技と分かっていながらも「イライラする」という声も多く、低評価が多い印象でした。
評価が男女で分かれてしまったため賛否両論になったようです。
まとめ
映画『泣く子はいねぇが』の評価まとめはいかがでしたか?
現代の若者が抱える社会との向き合い方を、この映画を通して感じてみてくださいね。