住野よるの青春サスペンス小説『青くて痛くて脆い』がついに映画化!
注目の若手俳優が描く、現代の若者が抱える現実との葛藤を描いた本作は視聴者にどのような影響を与えたのでしょうか。
評価、感想をまとめてご紹介します。
『青くて痛くて脆い』のあらすじと注目ポイント
周りの意見に反する発言をしないように生きてきた田端楓と、理想を目指し空気を読めない発言で周りから孤立している秋好寿乃。
周囲から浮いた存在の二人は大学で出会い、秘密結社サークル「モアイ」を設立します。
そのサークルは「世界を変える」という目標を掲げながら、ボランティアやフリースクールなどの慈善活動をする二人の大切な場所・・。
しかし突然、秋好が”この世界”から姿を消し、「モアイ」は当初とは違う就職サークルへと姿を変え、規模を大きくしていきました。
取り残された楓は、秋好を奪った「モアイ」を破壊するための計画を企てます。
楓と仲間たちが秋好の夢を取り戻すために動いた!…怒りと憎しみが渦巻く、その先には何が待っているのか…。
『青くて痛くて脆い』の評価・レビューはどんな感じ?

『青くて痛くて脆い』は青春サスペンス小説が原作ということで、サスペンス要素を期待していた視聴者の評価が少し分かれているように感じます。
皆さんはどんな感想を抱いたのでしょうか、賛否両論の評価をご紹介します。
『青くて痛くて脆い』に高評価を与えている人たちの感想
青くて痛くて脆い。
まさにそのままの内容。
自分にも経験あるような事で、けっこう心にぐっとくるような内容でした。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371867/review/347/?c=5&sort=lrf
人間の距離感とか、なりたい自分ってなんだろうって、映画を見ながらもどこか頭の片隅で自分に置き換えて考えさせられる映画でした。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371867/review/329/?c=15&sort=lrf
甘い青春映画ではないが、青すぎて不器用な若者の青春映画だった。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371867/review/288/?c=23&sort=lrf
タイトルの通りの映画だった。全員が痛い。でも、少し共感できるような点もあった。人との向き合い方を考える映画だった。
引用元:https://filmarks.com/movies/89589
一方ではこんな低評価も。。
スリル要素を期待しすぎたので
ちょっとがっかり
引用元:https://filmarks.com/movies/89589
最後にどんでん返しがあると期待してたんですが、それはなかったのがちょっと残念。
なんか、最後の最後で、腹の奥底を掴まれるような感覚が欲しかった。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371867/review/273/?c=31&sort=lrf
もう少し複雑な話かと思いましたが、それ程でも
伏線ぽいところがある様でない話でした。
あんまりスッキリしたお話ではなかったです。
引用元:https://eiga.com/movie/92803/review/
本作のタイトルからも作者の表現したかった事は解るんだけど、かなり遠回りしていた感じ。
引用元:https://eiga.com/movie/92803/review/all/5/
『青くて痛くて脆い』が賛否両論な訳を考えてみた
原作小説の内容やCMなどの雰囲気からサスペンス要素を期待していた視聴者は、ただの青春映画だったと、すこし期待外れだったようで低評価につながっています。
しかし、題名の通りの若者の抱く葛藤を、昔の自分を思い出しながら見ることができたという視聴者が多かったようで、サスペンスとしてではなく青春映画としての評価は高かったように思えます。
まとめ
『青くて痛くて脆い』は小説が原作のサスペンス作品ということで少し難しい内容を想像していたかもしれませんが、現代に生きる若者たちが抱える気持ちをきちんと表現していて、視聴者の胸に響く内容です。
見終わった後「青くて痛くて脆い」、その言葉を深く考えさせられる作品になっているようです。