先日、日本テレビ系の大型音楽特番「THE MUSIC DAY」が放送されました。
その出演者の一人であるLiSAさんは、いつもステージ上で圧倒的なパフォーマンスを見せてくれますが、その原動力はどこからくるのか?調べてみました。
ZIP!でLiSAのデビューまでが紹介されていた!
9月11日放送のZIP!の「SHOW BIZ」コーナーで、音楽特番の出演者の一人であるLiSAさんが紹介されていました。
LiSAさんといえば誰もが知る有名な曲『紅蓮華』の歌い手です。
今年結婚を発表してますます勢いに乗っています。
ライブではステージに立つといつもアグレッシブに歌い上げるイメージがありますね!
LiSAさんのデビューまでのルーツを振り返ってその秘訣を探ってみましょう。
LiSAのルーツからデビューまでの道のりとは?

「音楽への強い憧れ」で東京で勝負することを決意!
岐阜県で生まれ育ち、小さいころからずっと持っていたのは「音楽への強い憧れ」。
中学生になり、夢を実現しようと事務所とせっかく契約したのに何もできないまま契約が切られ、また高校時代からバンドを組んでいて「今度こそ!」と意気込んで契約に至っても、やはり何も結果が出ず契約は切られてしまいます。
そんな中、東京でライブをしたり他のバンドを観ているうちに「東京で勝負したい!」という気持ちが強くなっていき、勢いそのままに東京で住む家を決めてしまったのです。
もちろん親には反対されて、結局家を飛び出してしまいます。
本人が後に語っていますが、家の事情を考えず音楽への情熱だけで行動してしまったんですね。
長くつらかった下積み時代…。
音楽仲間がよく集まる街である高田馬場で一人暮らしが始まったのですが、当初は「生きていくこと」すらギリギリの状態。
東京進出を後押ししてくれた仲間と一緒に「Love is Same All」というバンドを組んで無事にスタートできた一方、音楽活動の都合に合うアルバイトはほとんどなかったため収入が苦しい日々が続いたのです。
ダンボール箱一つしかないような部屋で過ごし、冷蔵庫もないため冬にはベランダで野菜を保存するような、本当にお金のない生活で貯金はあっという間になくなってしまいます。
音楽の方向性を誰かが教えてくれるわけでもなく、とにかく毎日スタジオで朝までリハーサルしながらアルバイトの繰り返しで、睡眠時間はなんとか確保しても3時間くらい。
バンドの下積み時代がキツいのはよくある話ですが、改めて“壮絶な苦労”であることが分かります。
毎回のライブの下準備の大変さを痛感したときは「この先の長い道のりでどれだけ苦労することになるんだろう…」と弱音を吐いていたそうです。
強い想いがチャンスを招き念願のデビュー!
それでも「これを最後の挑戦として賭けてみたい!」という想いは決して消えませんでした。
成功するために必要なことは地元で全てそろえてきたつもりだったのに、東京での活動にはそれ以上にいろんなことが足りてないことに気付いたのです。
「今までの自分は本当に甘かった」。
バンド仲間と過ごした時間や話したこと、その経験からは本当に多くのものを得ることができたそうです。
結果も出ず先が何も見えない毎日でも、腐ることなく自分なりの答えを探し続けた結果、ついに念願のチャンスが目の前に!
Girls Dead Mosnter(テレビアニメ『Angel Beats!』のキャラクターが組むバンド名)の歌唱パート役として抜擢され、音楽レーベルと契約を結ぶことになったのです。
そしてデビューミニアルバム『Letters to U』の発売をきっかけに、ついに輝かしい歴史の幕が上がったのです!
インタビューではおちゃめな一面も!
LiSAさんは“ラーメン好き”を公言していたりと、ステージ上でのクールで迫力あるパフォーマンスとは違う顔を見せることがあります。
そんなLiSAさんの普段のエピソードについて本人が語ってくれたのが、今回のZIP!のインタビューです。
自宅の浴室で気持ちよく歌っていたときに宅配業者が訪れてインターホンを鳴らしたのに気付かず、再配達の時に「歌ってらしたので一旦持ち帰りました」と言われ「すごく恥ずかしかった」と笑って答えていました。
ステージ上にいるイメージと違っておちゃめですね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回のZIP!の特集で、圧巻の爆発的なパフォーマンスを見せるLiSAさんの原動力を少しだけ垣間見ることができました。
苦しい時代を乗り越えたからこそ、大きく羽ばたくことができたのですね。
これを踏まえると、ヒット曲『紅蓮華』の歌詞も少し違った印象に感じるのではないでしょうか。
これからの活躍がますます楽しみですね!