住野よるさんの小説が、注目の若手人気俳優浜辺美波と北村匠海によって映画化された『君の膵臓をたべたい』。
視聴者はこの感動作をどのように評価したのかまとめてご紹介します。
映画『君の膵臓をたべたい』のあらすじと注目ポイント
高校教師として働く「僕」こと春樹は、教師という仕事にやりがいを感じずぼんやりと過ごす日々を送っていました。
ふと思い出すのは高校時代のクラスの人気者・咲良。
ひょんなことから咲良が膵臓の病気であることを知った春樹は、咲良が死ぬまでにやりたいことに協力するようになります。
時にふざけながらも本音を吐き出し信頼を深めていく二人でしたが、一緒に桜を見に行く約束をしたその日、お互いの気持ちを確認しないまま咲良の命は突然奪われてしまいます。
そして咲良の死から12年後、教師になった春樹は咲良からの手紙を見つけます。
そこには、春樹への想いがつづられていました。
過去と現在が交差し、そしてやっとつながる二人の想い・・。
「君の膵臓をたべたい」
お互いに大切だからこそ送りあったその言葉の意味とは・・。
映画『君の膵臓をたべたい』の評価・レビューはどんな感じ?

題名にインパクトがある本作ですが、その題名に引かれて見たという方も多かったようです。
小説からのファンの方の感想も含めて、賛否両論の評価をまとめてご紹介します。
映画『君の膵臓をたべたい』に高評価を与えている人たちの感想
日々何となく惰性で生きてしまっているときに1日の大切さを思い出すために見直そうと思う映画です。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358951/review/14590/?c=82&sort=lrf
ストーリーのテンポもよく、高校生の清らかな交友関係、いたずら好きな主人公の最期の贈り物。
素晴らしかったです。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358951/review/14585/?c=83&sort=lrf
不器用な僕と自由奔放なさくらが少しずつお互いを信頼していく姿に心が打たれます。
なんと言っても最後のシーンは予想を遥かに上回り涙が止まりませんでした。
引用元:https://eiga.com/movie/85608/review/
常に死と隣り合わせであることを再認識した作品。一方で生きるとは何かも学べました。
引用元:https://filmarks.com/movies/70080
一方ではこんな低評価も。。
ティーン向け邦画のお約束演出であるティーンが喜ぶ恋愛への憧れや突然の死別でもたすだけの内容でした。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358951/review/15227/?c=66&sort=lrf
映画の内容は、ほぼ本と同じ。
やっぱりさ、本と映画の内容が全く同じで芸が無いよ。
なるほどそうくるか、やられたぜ、っていうのがない。
引用元:https://eiga.com/movie/85608/review/all/2/
お涙ちょうだいストーリーかもしれないが、みんなそんなに共感するのか疑問。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358951/review/15391/?c=31&sort=lrf
ぜんぜん共感できなかった
リアリティーがなさすぎる
そもそもストーリーが不自然で唐突であり、その上演出と浜辺美波の演技力に問題があったためだと思う
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358951/review/15358/?c=40&sort=lrf
映画『君の膵臓をたべたい』が賛否両論な訳を考えてみた
低評価の意見には、なかなか現実味のない物語の設定に感情移入するまではいかなかったという感想が多かったように感じます。
しかしこの映画を見て「死」という出来事が自分にも身近なものなのだと感じた人は多く、見終わった後に見てよかったと思えた視聴者もいたようで、そこが賛否両論の評価になったのだと感じます。
まとめ
題名にインパクトがあるだけに、どんな物語なのかと興味を誘う『君の膵臓をたべたい』。
題名の意味も考えながら見ていただくと、見終わった時には「生」と「死」について自分の生き方を考えさせられる作品になっているようです。