9月23日放送のZIP!「SHOWBIZ」コーナーで先日のWANIMAの「無人ライブ」生配信について紹介していました。
ロックバンド「WANIMA」といえば、全力の笑顔で激しく歌い上げるスタイルがとても印象的です。
今回の無観客ライブの様子と、バンドWANIMAについて調べてみました。
日本を代表する”メロコア”バンドWANIMA!
WANIMAはいわゆる“メロコア”といわれる音楽ジャンルのスリーピースバンドで、2010年に結成されました。
そのバンド名はFUJI(藤原弘樹)から「WA」、KO-SHIN(西田光真)から「NI」、KENTA(松本健太)から「MA」を取ってできたものです。
2014年には1stミニアルバム『Can Not Behaved!!』が発売され、その激しいスタイルで当時の音楽シーンに衝撃を与えました。
その後、ライブはチケット完売、フェスはファンが殺到し入場制限が行われたりと、その活躍は全く衰えを見せないほどの勢い。
2017年にはあの紅白歌合戦にも出場しました。
そして2019年に発売となったフルアルバム『Everybody!!』がウィークリーのオリコンランキング初登場1位をはじめ計6冠を獲得するなど、その人気を確固たるものにしたのです。
無観客スタジアムからの生配信ライブを実施!

毎回とにかく「熱い!」メッセージを放っているWANIMAが、このコロナ過で黙っていられるはずがありません。
活動を待ちわびているファンに向けて行ったのが「無観客スタジアムからの生配信ライブCOMINATCHA!! TOUR」です。
配信先には映画館やライブハウスが選ばれましたが、それは「できるだけ大きな音でライブを体感してほしい」との思いからだそうです。
サイトには「今はこんな状況ですが、先の未来でいつかまた距離ゼロで音を出せるように今は距離をとってライブビューイングでお逢いしましょう!」というKENTAさんからのメッセージにある通り、ファンのことを思ってのライブ実施となりました。
その様子の一部を紹介していたのはZIP!「SHOWBIZ」のコーナー。
配信先で視聴しているファンに向かって、KENTAさんがいつものように呼びかけます。
KENTA「みんな!いま見てる場所から!共に『ともに』歌ってもらってよかですかー!」
10万人が視聴したこのライブの会場となったのは千葉県ZOZOマリンスタジアム。
2万5000本のサイリュームを使った光の演出など、雨の中の開催にもかかわらずダイナミックなステージを披露!
ラストには、打ち上げ花火とともに『春を待って』でフィナーレを飾りました。
熱い想いを大切にするWANIMA
WANIMAは地元を愛することと同じくらい、ファンのことを大事にしているそうです。
KENTAさんによると、上京した当時は「田舎から離れたくて仕方がなかった」と思っていたのに、東京の生活を通して、また熊本地震を契機にして、ますます地元への思いを強く感じるようになったとか。
地元の熊本県の県花をタイトルにした名曲『りんどう』は、こうした思いから出来上がった曲です。
《弱いままで 強くなれ》(『りんどう』歌詞より抜粋)
「群生することなく、一輪ずつ野に咲く」この花のように強く生きるというメッセージですが、これは聞く人の心に届くような「応援歌」にもなっています。
WANIMAは、ファンのためにライブでは「できるだけみんなと近い距離で歌いたい」と思っており、KENTAさんが「みんな一緒に!」「ともに!」と呼びかけることも多く、熱いパフォーマンスによってステージと会場が一体になり、「強く生きるエネルギー」を感じさせてくれます。
こんなライブを通して「いっしょに」「ともに」騒ぎ、笑い、歌うことでますますWANIMAのことが好きになっていくのではないでしょうか。
まとめ
未来が見えない状況が続くなかで、彼らの“熱すぎる”ほどのパフォーマンスによる応援や励ましの言葉は、まさに今必要なのではないでしょうか。
いつも“全力の笑顔”で歌い上げるKENTAさんには本当に元気をもらえます。
新たな一歩を踏み出すときや苦しいときなどはWANIMAの曲で勢いをつけたいですね!