【追悼】チャドウィック・ボーズマン特集 出演作・話題作まとめ

俳優・監督

2020年8月、若くしてこの世を去ったチャドウィック・ボーズマン

今回は追悼の意を込めて、生前の出演作品についてお伝えしていきたいと思います。

チャドウィック・ボーズマンのプロフィール

アメリカ出身の俳優・監督・脚本家であるチャドウィック・ボーズマンは、高校在学中バスケットボールの代表チームに所属していました。

愛情深く誠実な人柄で皆に好かれ、文武両道でもありました。

交換留学費用を俳優のデンゼル・ワシントンが提供したという逸話もあります。

2003年から俳優として活動をはじめ、2008年『エクスプレス/負けざる男たち』(フロイド役)で映画デビューを果たします。

実在したスポーツ選手や歌手などの難しい役柄を熱演し演技力が認められ、着実にキャリアを積んでいたチャドウィックでしたが、2016年にステージ3の大腸がんと診断されます。

身体にむちを打ちながら撮影を続けた『アベンジャーズ』シリーズなど、最期まで俳優魂を見せ素敵な作品を残しました

チャドウィック・ボーズマンの主な出演作品

『42~世界を変えた男~』(ジャッキー・ロビンソン役)

人種差別が当たり前だった第二次世界大戦後のアメリカで初の黒人メジャーリーガーとなる、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画です。

当時、黒人はチームに入れなかったため「ニグロリーグ」を独自に作り上げあちこちで差別を受けながらも巡業で野球を行っていました。

そんな中、ジャッキーはドジャースからスカウトされ初の黒人選手となります。

夢にまで見たメジャーリーグですが、彼を待ち受けていたのは敵や味方だけでなく、アメリカ中からの差別とブーイング。

それでも決して屈さず、自分自身のプレーを続けていく姿勢が周りを変えていきます。

彼の背番号”42”が全球団共通の永久欠番となるまでのドラマにきっと勇気をもらえるはずです。

『マーシャル~法廷を変えた男』(マーシャル役)

1967年、アフリカ系アメリカ人として初めて合衆国最高裁判所の判事となったサーグッド・マーシャルという人物がいました。

本作はアメリカの歴史を変える衝撃の裁判に挑んだ、勇気ある男の伝記映画です。

舞台は1941年コネチカット州。

チャドウィック・ボーズマン演じるマーシャルは、人種差別を受け不当に罪を着せられる数多くの黒人を救うべく、全米黒人地位向上協会の敏腕弁護士として活躍していました。

ある日、強姦罪と殺人未遂の容疑で起訴された黒人ジョゼフ(S・K・ブラウン)の弁護をすることに。

圧倒的に不利な状況の中、「絶対にやっていない」という言葉を信じ逆境に負けず戦う姿に胸を打たれます。

また、事件の裏に隠された数々のうそを暴いていく予想外のストーリー展開と、力強く主人公を励ますアンドラ・レイの曲『Stand up for something』も魅力です。

『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』(ジェームス・ブラウン役)

伝説のソウルミュージシャン、ジェームス・ブラウンの波乱万丈の人生と成功の裏に隠された光と影を描いた伝記映画です。

ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが製作に携わったことでも話題となりました。

チャドウィック・ボーズマンジェームス・ブラウンを演じると発表されると、「全く顔が似てないけど大丈夫?」と不安視する声が非常に多かったのですが、ふたを開けてみると観客は「最高のキャスティングだ」と大絶賛

徹底的にジェームス・ブラウンの歌とダンスをコピーした彼は、これほどまでにキツイ役作りはなかった、とその苦労を吐露したほどです。

ファンクの帝王”と呼ばれ、圧倒的なカリスマ性を持つレジェンドであり続ける歌手を演じるのは相当プレッシャーを感じたことでしょうが、努力が報われ、ボーズマンは世界中で称賛を浴びることとなりました。

音楽ファンも満足の圧倒的パフォーマンスは必見です!

『ブラックパンサー』(ティ・チャラ役)

チャドウィック・ボーズマンは、超文明国ワカンダ王国の国王と”ブラックパンサー”という2つの使命を与えられたティ・チャラを演じています。

国に代々伝わる、世界が変わるほどのパワーを持つ鉱石”ヴィブラニウム”を悪の手から守るという壮大な物語は、アフリカの美しい景色や民族衣装など、まるで異世界にいるような映像と迫力あるアクションで観客の心をつかみます。

監督、キャストを含め大半のスタッフが黒人を占めたことでも話題となり、人種差別をテーマにした作品に多数出演してきたボーズマンを知るファンにとっては、感慨深い部分もあるのではないでしょうか。

元々『アベンジャーズ』(2012年~)シリーズのキャラクターだったブラックパンサーにフォーカスを当てた本作は、アベンジャーズを超え北米史上最高の興行成績を獲得、アカデミー賞7部門ノミネートされるスーパーヒーロー映画となりました。

同時に、ボーズマン自身も爆発的人気を得て続編も決まり今後の活躍が期待されていただけに、多くのファンやスタッフが彼の急な死去を惜しみました。

まとめ

今回はチャドウィック・ボーズマンの追悼として、彼の出演作品の一部をご紹介しました。

歴史を変える行動力や心の強い役柄を演じることの多かったボーズマン

いずれも、ボーズマンの人柄や真摯な姿勢が垣間見えますね。

彼が残した数々の名作は、これからも多くの人に感銘を与え続けることでしょう。

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