2020年7月31日に再公開した映画『ダンケルク』。
今回はこの映画を鑑賞した方たちの意見を、個人的な見解とともにまとめてみました。
作品が気になっている方もすでにご覧になった方も、レビューの全体像を一緒に確認していきましょう!
『ダンケルク』のあらすじと注目ポイント
1940年、連合軍の兵士40万人がドイツ軍によってフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められました。
ドイツ軍の猛攻にさらされる中、連合軍のトミーら若い兵士たちはなんとか生き延びるためさまざまな策を講じます。
一方、イギリスでは連合軍のトミーら40万人を救うべく民間船も動員した救出作戦が始動。
イギリス空軍パイロットのファリアが、数的に不利ながらも出撃し…。
見どころは、危機的状況からトミーら連合軍がどのようにして脱出し、どんな終わり方をするのかという点です。
何もないこの状況で果たしてトミーら連合軍は無事に生還することができるのか?!
手に汗握る展開は誰でも興奮すると思いますし、何よりこの映画はとても映像がきれいでまるで本当にその場にいるかのようです。
ちなみに、作中に出てくる食べ物がとてもおいしそうに見えるので映画が終わるころにはおなかがすいてしまうかもしれません。(笑)
『ダンケルク』の評価・レビューはどんな感じ?

本作の評価やレビューをざっと確認すると、その意見に大きな偏りはありませんでしたが、皆さんそれぞれ思うところはあったようです。
『ダンケルク』に高評価を与えている人たちの感想
『ダンケルク』に対しては全映画のレビューの中でも全体的に高評価で満足している方が多かったです。
圧倒的な臨場感で戦争の凄まじさが伝わり「今の時代に生きてて良かった。」と思える作品でした
https://eiga.com/movie/84001/review/
同じ境遇でも千差万別。それぞれの物語があるのだと感じました
https://eiga.com/movie/84001/review/
映画は全編に渡って素晴らしいが、特にラストのスピリットファイヤの滑空が画面一杯に映し出される場面での映像の美しさは、映画史上に残る素晴らしさで最高!
https://eiga.com/movie/84001/review/
といった意見や、
「ノーラン監督の強いこだわりがとてもわかる作品」
「1シーン1シーンが精巧に作られていてとても迫力がある」
「作中に出てくるジャムパンと紅茶がおいしそうだった」
など様々な意見が見られましたが、やはり映像や音響についての意見が一番多く見られました。
一方ではこんな低評価も。。
高評価の裏には低評価がつきもの。
高評価だけでなく低評価の意見も一緒に見ていきましょう。
時々、顔が汚れたシーンで登場人物の認識が出来ない時があった
https://eiga.com/movie/84001/review/
『ダンケルク』についての予備知識が一切ない中見てしまったので、初めから終わりまで何もわからなかった
https://eiga.com/movie/84001/review/
迫真度を求める為に、時系列の異なるシーンを交差して緊張度を高めているけど改めてそのシーンの整合性を別のシーンから見ると疑問が湧いてきて、そこに気を取られることが何度もあった
https://eiga.com/movie/84001/review/
という意見や、
「この映画の良さが分からなかった」
「ストーリー性がごちゃごちゃになっていて気楽に見られない映画」
「誰が何をしているか途中で分からなくなった」
など、気軽にこの作品を見られなかったりストーリーがよく分からなかった方からの評判が良くないようです。
『ダンケルク』が賛否両論な訳を考えてみた
僕が映画のレビューを見ていて感じたことは、映画館に行ってこの作品を見ないと作品本来の緊迫感や戦争の描写などがわかりにくく、自宅で鑑賞しようと思ったときに手が出しにくいんではないかということです。
ただセリフや効果音などで楽しむ作品ではなく、音響や表情そして”絵力”が特徴的な作品なので、そういうことを理解してさえすれば自宅で鑑賞しても面白く見られる映画なんだろうなと、個人的には解釈しています。
また、予備知識や作品の背景が分からず見てしまうと内容がとても難しく感じてしまったり何が何だかわからないまま終わってしまうからつまらないと感じる方も多いのでは?とも思います。
見る前と見た後でこの作品のイメージがガラリと変わっていて、その変化に気持ちが追い付けないと見た後になかなか面白いと感じる方も少なくないんだろうなと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
映画『ダンケルク』に関してはさまざまな評価・レビューが飛び交っていますが、皆さんも自分なりにこの映画の良さを見つけ、ご友人などにおススメできるといいですね!
ではまた次の記事でお会いしましょう!