2019年9月に公開された『ミッドウェイ』。
“ハリウッドの破壊王”の異名をもつエメリッヒ監督が描く映像は、今までの戦争映画のイメージを覆す作品となっています!
そんな本作の視聴者の評価をまとめてご紹介します。
『ミッドウェイ』のあらすじと注目ポイント
1941年12月、日本軍の大将・山本五十六の命令によりハワイ州オアフ島、真珠湾に停泊していたアメリカ海軍の戦隊が急襲されてしまいました。
その攻撃に応酬するべく、ハルゼー提督は空母エンタープライズを率いて日本軍を追い掛けますが、到着した時にはすでに日本軍は姿を消し、真珠湾の変わり果てた姿にぼうぜんとしてしまいます。
それを受けて米軍は日本軍の次の目標を探り、1942年2月に日本軍基地を爆撃し大きな成果をあげることに成功します。
そして6月、勢いに乗った米軍と強い戦力を有する日本軍との「ミッドウェイ海戦」が始まります。
果たして、両国の未来を左右する3日間に及んだこの海戦の先には、どんな未来が待っているのでしょうか・・。
『ミッドウェイ』の評価・レビューはどんな感じ?

歴史的な戦争を題材にした『ミッドウェイ』ですが、評価は真っ二つに割れています。
視聴者がどんな評価をしているのか、高評価・低評価をまとめてご紹介します。
『ミッドウェイ』に高評価を与えている人たちの感想
予想以上に素晴らしい出来でした。
時代考証や風景描写が恐ろしく綿密で、
まるで自分がこの時代に居合わせているかのよう。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/370458/review/1016/?c=6&sort=lrf
戦史モノとしてはそれなりに面白かった。映像は圧巻でした。空母。戦闘機。特に急降下爆撃のシーンは素晴らしかった。
引用元:https://eiga.com/movie/92164/review/
戦闘シーンすごい
興奮した
特に真珠湾攻撃
引用元:https://eiga.com/movie/92164/review/
史実に沿った内容という事で興味深く見させてもらいました。真珠湾攻撃、ミッドウエイまで映像の素晴らしさに加え細かい描写一つ一つに感動しました。
引用元:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/39089/review/
一方ではこんな低評価も。。
真珠湾攻撃でも零戦の機銃攻撃だけで、米艦船か爆発起こしたり、攻撃参加機種が少ない等の部分に奇妙なところが多かったのが残念です。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/370458/review/1025/?c=3&sort=lrf
これが日本vsアメリカの映画じゃなければもっと楽しめたかなぁとは思うものの、やっぱり日本人として日本が敗北する様子とかって日本人が描くならまだしも外国の人に描かれるのって複雑な気分。
引用元:https://filmarks.com/movies/84683?page=2
そんな戦場に向かわなくてはならない米国海軍の悲痛な心情が全く描けておらず、現代人が思う強いアメリカ海軍のイメージでがっかり。
引用元:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/39089/review/
違和感は80年前の戦争を現代の技術を駆使し描写しているため確かに迫力はありましたし引き込まれましたが戦争の悲惨さ、緊迫感が伝わりませんでした。
引用元:https://eiga.com/movie/92164/review/
『ミッドウェイ』が賛否両論な訳を考えてみた
歴史的な大戦をモデルにしているだけあって、日本軍が負けるという内容に複雑な思いをもたれた方もいたようです。
両国の軍人たちが戦争に向かう時の心情をもっと描いて欲しかったという意見が多く、低評価につながっていました。
しかし戦闘シーンについては、エメリッヒ監督だからこそ表現できる迫力に圧倒されたとの声も多く、高評価をつけた方が多くいました。
これらの点が意見が真っ二つに分かれた要因になっているようです。
まとめ
2019年に公開された『ミッドウェイ』。
リアルな戦闘シーンは他の戦争映画とは比べものにならないくらいの迫力のようです!
すでに劇場公開は終了していますが、ぜひ自宅でその映像を堪能してみてはいかがでしょうか。