今回は、11月13日公開の映画『さくら』のキャストのプロフィールや出演作品を紹介します。
北村匠海さんをはじめとする豪華キャストが、家族役として共演することで話題を呼んでいる作品です。
『さくら』のあらすじと注目ポイント
音信不通だった父が2年ぶりに帰ってくるという知らせを受け取った長谷川家の次男、薫はその年の暮れに実家へ帰りました。
母、父、妹、愛犬さくらと再会するも、そこに兄の姿はありません。
弟たちのヒーローだった長男の一(ハジメ)は、2年前に亡くなっていました。
ハジメの死をきっかけにバラバラになってしまった家族。
薫は、長谷川家の5人とさくらが過ごしたかげがえのない日々の記憶を思い起こしていくのでした。
そして大みそかに、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が起きます。
2005年に刊行されベストセラーとなった直木賞作家・西加奈子さんの同名小説が映画化されました。
長男を失った絶望から立ち直ろうとする家族と、どんな時でも変わらず家族に寄り添う愛犬さくらとの日々が繊細かつ丁寧に描かれています。
映画『さくら』の主要キャスト

発表時から「豪華すぎる」と話題になった『さくら』の出演者。
その中から物語の中心となる長谷川家を演じる5人のキャストを紹介します。
北村匠海(長谷川薫役)
1997年11月3日生まれ。
小学校3年生だった2006年にスカウトされ、9歳でCMに出演し芸能界デビューしました。
『DIVE!!』で映画初出演を果たして以降、さまざまな作品に出演。
初の主演映画となった『君の膵臓をたべたい』では第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
俳優、モデル業の傍らダンスロックバンド・DISH//のリーダーを務めるなど、マルチに活躍されています!
『君は月夜に光り輝く』や『サヨナラまでの30分』など多くの作品で主演をこなし、映画『アンダードッグ』にも主要キャラとして出演しています。
【主な出演作】
- 『勝手にふるえてろ』(イチ役)
- 『思い、思われ、ふり、ふられ』(山本理央役 )
- 『とんかつDJアゲ太郎』(勝又陽太郎役)
小松菜奈(長谷川美貴役)
1996年2月16日生まれ。
雑誌モデルとして活動を始め、2014年に『渇き。』の藤島加奈子役で本格的な映画デビューをするやいなや一躍人気女優に。
2016年は『溺れるナイフ』望月夏芽役で映画初主演を果たし、『沈黙-サイレンス-』では隠れキリシタンの女性・モニカを演じハリウッドデビューを果たしました。
吸い込まれるような瞳とエキゾチックな雰囲気が魅力的な小松菜奈さん。
Filmarks『2020年上半期の人気俳優ランキング』では国内部門で1位に輝き、老若男女問わず高い支持を得ています!
【主な出演作】
- 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(福寿愛美役)
- 『坂道のアポロン』(迎律子役)
- 『恋は雨上がりのように』(橘あきら役)
吉沢亮(長谷川一役)
1994年2月1日生まれ。
2009年のアミューズ全国オーディションをきっかけに芸能界入り後、着々と実績を重ねてきました。
2017年『銀魂』の実写映画では沖田総悟役を演じ、漫画から飛び出してきたような完成度の高いルックスで原作ファンからも高い評価を得ました。
2009年には連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインの初恋の人で幼なじみの天陽役を好演。
2021年の大河ドラマ『青天を衝け』では主人公・渋沢栄一を演じることが決定しています。
若い女性から絶大な人気を誇る吉沢亮さんですが、今後は幅広い世代からの人気が期待されます!
【主な出演作】
- 『リバース・エッジ』(山田一郎役)
- 『キングダム』(嬴政役・漂役(1人2役))
- 『青くて痛くて脆い』(田畑楓役)
寺島しのぶ(長谷川つぼみ役)
1972年12月28日生まれ。
父は歌舞伎役者、母は女優という演劇・俳優一家に生まれ、大学在学中より舞台を中心に活躍されました。
弟は歌舞伎役者の五代目尾上菊之助さんです。
2000年『シベリア超特急2』で映画デビュー。
2003年『赤目四十八瀧心中未遂』では主演を務め、日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞しました。
2010年『キャタピラー』では日本人3人目となるベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。
2018年には主演作『オー・ルーシー!』がドイツで開催されたニッポン・コネクションにてニッポンシネマアワードを受賞するなど、世界でも名が知れ渡る大女優です!
【主な出演作】
- 『ヴァイブレータ』(早川玲役)
- 『やわらかい生活』(橘優子役)
- 『愛の流刑地』(入江冬香役)
永瀬正敏(長谷川昭夫役)
1966年7月15日生まれ。
1983年に芸能界入りし、1991年の映画『息子』では聴覚に障害のある女性に恋をする主人公の息子・浅野哲夫役を演じました。
この作品で永瀬正敏さんは日本アカデミー賞・ブルーリボン賞・キネマ旬報・日刊スポーツ映画大賞で助演男優賞、そして毎日映画コンクール・報知映画賞では主演男優賞を受賞しました。
映画を中心に出演し、1994年には雑誌「an・an」で読者が選ぶ好きな男ランキング1位に選ばれています!
現在公開中の映画『星の子』では芦田愛菜さんの父親役を演じており、本作での父親役にも期待が高まります。
【主な出演作】
- 『隠し剣 鬼の爪』(片桐宗蔵役)
- 『KANO 1931海の向こうの甲子園』(近藤兵太郎役)
- 『あん』(千太郎役)
まとめ
人気俳優が勢ぞろいした映画『さくら』のキャストを紹介しました。
インタビューでは、キャストの皆さんは声をそろえて「本当の家族のようだった」とおっしゃっています。
家族のように強い絆で結ばれたキャスト陣の熱演にぜひご注目ください。
物語において重要な存在の愛犬さくらを演じるタレント犬・ちえちゃんの演技も楽しみですね!