中山七里さん原作『セイレーンの懺悔』が衝撃の映像化!
気になるキャストや原作文庫本についてご紹介します。
『セイレーンの懺悔』のあらすじと注目ポイント
帝都テレビの看板放送番組「アフタヌーンJAPAN」の制作に携わる入社2年目の朝倉多香美(新木優子)は、つらい過去を抱えながらも報道記者という仕事に誇りをもって働いていました。
そんな中、女子高生誘拐事件が発生し多香美は先輩記者の里谷太一(池内博之)とともにスクープを狙って事件を追います。
警視庁捜査一課の刑事・宮藤賢次(高嶋政伸)を尾行した先で発見したのは、顔を焼かれた被害者女性の遺体。
どこか多香美の抱えるつらい過去と重なるこの事件でしたが、犯人につながる大きなスクープを手にすることができたのです。
しかし、このスクープが原因である事件が起きてしまいます。
事件の真犯人は誰なのでしょうか?
報道記者として“真実”を伝えるのが仕事だと考えていた多香美ですが、それは本当に正しいのでしょうか?
作品の中で主人公の価値観がどう変化するのか、どのように成長していくのかが注目のポイントです。
原作文庫本は「ドラマ化不可能」といわれていた作品!?
ドラマ化不可能と言われる理由は、原作文庫本が「報道の世界の闇をあぶり出し、とことんまでタブーに切り込んだ作品」なため。
マスコミという業界を正面から捉え、本質を描き出した衝撃の内容になっています。
これまで映像化されてきた中山七里さんの作品の中でも、特にドラマ化は難しいといわれてきた『セイレーンの懺悔』。
とても期待が高まりますね!
ドラマ『セイレーンの懺悔』の主要キャスト

新木優子(朝倉多香美 役)
- 『錨を投げろ』(直美 役)
- 『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(横峯あかり 役)
- 『SUITS/スーツ』(聖澤真琴 役)
- 『モトカレマニア』(難波ユリカ 役)
2008年に『錨を投げろ』で映画初出演をするなど、幼いころから女優として活動されてきた新木優子さん。
10歳で芸能界入りされていますが、大学時代に雑誌「non-no」で専属モデルを務めるようになってから注目を集め、本格的に女優業にも専念されるようになりました。
2017年には連続ドラマ4本にレギュラー出演され大活躍。
月9ドラマに2作連続で出演したことも話題になりました。
今作『セイレーンの懺悔』では、主人公・朝倉多香美に抜てきされ、あるつらい過去を抱える入社2年目の報道記者を演じます。
ご自身でも読書が好きだとおっしゃっているので、原作が文庫本である今作には思い入れがあるのではないでしょうか。
池内博之(里谷太一 役)
- 『GTO』(村井国雄 役)
- 『ビューティフルライフ』(岡部巧 役)
- NHK大河ドラマ『新選組!』(久坂玄瑞 役)
- 『チーム・バチスタの栄光』(鳴海涼 役)
1997年にドラマで俳優デビューをして以来、数々の名作に出演されてきた池内博之さん。
その演技力の高さで、どんな役を演じても存在感を放っていらっしゃいます。
求人サイト「Indeed」のCMでは大人気漫画『ワンピース』のキャラクター、ゾロ役を演じて話題になりました。
今作『セイレーンの懺悔』では主人公・多香美の先輩である里谷太一役を演じます。
高嶋政伸(宮藤賢次 役)
- 『HOTEL』(赤川一平 役)
- NHK大河ドラマ『真田丸』(北条氏政 役)
- 『ジェネラル・ルージュの凱旋』(沼田利博 役)
- 『アパレルデザイナー』(藤村雄二 役)
好青年の役から悪役まで幅広く演じられてきた俳優の高嶋政伸さん。
芸能一家に生まれ華やかな幼少期を過ごされたようですが、役者としての実力も本物で多数の作品に出演されています。
元妻・美元さんとの離婚騒動以降、悪役として活躍されることが増え、実力派俳優として確固たる地位を築かれました。
今後もいかにして役者の幅を広げていかれるのか楽しみですね。
高梨臨(三島奈那子 役)
- 『侍戦隊シンケンジャー』(白石茉子 役)
- 連続テレビ小説『花子とアン』(醍醐亜矢子 役)
- NHK大河ドラマ『西郷どん』(ふき 役)
- 『犬神家の一族』(野々宮珠世 役)
連続テレビ小説『花子とアン』で吉高由里子さん演じるヒロインの友人・醍醐亜矢子役を演じて注目を浴びた高梨臨さん。
2018年には初めてNHK大河ドラマにも出演され、幅広い層からの支持を集めました。
旦那さまはプロサッカー選手の槙野智章さんです。
甲本雅裕(東良伸弘 役)
- 『踊る大捜査線』(緒方薫 役)
- NHK大河ドラマ『新選組!』(松原忠司 役)
- 『カーネーション』(木之元栄作 役)
- 『謎解きはディナーのあとで』(松茂準一 役)
名脇役として名を連ねる甲本雅裕さん。
どんな役でもそつなくこなし、等身大でリアルな演技が高く評価されています。
ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさんの弟であることも有名です。
まとめ
報道のタブーを描いた『セイレーンの懺悔』。
映像化は難しいといわれた文庫本が、今回豪華キャストたちによってついにドラマ化されます。
怒涛の報道サスペンスドラマをお見逃しなく!